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2005年03月10日

恐ろしきはステロイド

昨日の投稿で、花粉症についてちょっと書きました。
で、そこで「一発で治るという注射には気をつけろ」というようなことを書いたと思います。
もうちょっと調べてみました。

その注射、「ケナコルト注射」とかいうそうです。
どういうものかというと、ステロイドホルモン(副腎皮質ステロイド)を注射するものです。


では、ステロイドとは何か?

私たちは体の中に「副腎」というものを持っています。「腎臓」付近にあります。
体が炎症反応や抗原抗体反応を起こしたとき、この「副腎」がホルモンを出すことでそれを食い止めます。(止まるまでのメカニズムは省略)
このホルモンに類似した物質を人工的に作り出してしまったものがステロイドだってことでいいんじゃないかと思います。
ステロイドを取り込んでしまえば抗原抗体反応を無条件に押しとどめてしまうので、たしかにアレルギー反応は収まります。


で、体外からステロイドが入ってくると何が悪いのか。
「副腎」からすると、ホルモンを分泌しようとしても、体内にすでに十分な量の類似の物質があるため、ホルモンを分泌するのをやめてしまいます。
そして、人体って使わない機能はどんどん衰えていくようにできていますから、ステロイドがある間中、ホルモンを分泌する能力をどんどん衰えさせていきます。

ホルモンって炎症反応とかそのへんを抑えるためだけにあるわけではなく、もっと微妙なさまざまなことをやっています。この機能が軒並み衰えるとどうなるか……

こわいですねぇ


このステロイドの入った注射を使った治療法、現在アレルギー学会では認められていないとかいう話です。
おそらく、いまのところ注射を使ったアレルギー治療は「減感作療法」くらいしか無いのではないでしょうか?
(最近のニュースで花粉症治療用のワクチンを研究しているという話題がありましたが、実用化はまだ何年も後ですし。)


アレルギー関係の治療に行って、注射を取り出されたら、気をつけてください。
posted by シロ at 17:39| 神奈川 ????| Comment(0) | TrackBack(0) | 花粉症・アトピーなどアレルギー | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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